イギリスで学ぶ3週間集中医療英語コース
医療英語スプリング プログラム
2025年2月17日(月)~3月7日(金)開催
プログラム内容
レスター大学監修、医療英語インターナショナル・サマープログラムは、2025年で開講20年目を迎え、現在まで世界各国から総勢600名以上の医学生が参加しているイギリスで最も長く開催されている医療英語プログラムです。
このプログラムは通常ですと3週間の中に2回の日帰り旅行や、病院、GP(家庭医)、医学部トレーニング施設、ウェルカム・ディナーやフェアウェル・ディナー等々が含まれている、アカデミックな面と共にアクティビティも大変充実したプログラムです。
残念ながら、見学するいくつかの施設が、体力が弱っている方が集まる病院関連ということもあり、実際に前回のプログラム時間割に掲載しております施設が見学できるかどうかは、その時点での医療施設の状況を考慮しての開催となりますことを予めご了承ください。また、病院関連の施設見学が他のアクティビティに変更になりました場合にも返金等の対応には応じかねます。大変申し訳ございませんが、参加者の皆様のご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
ただ、病院施設以外の見学以外のスケジュールは、ウェルカムディナーなどのソシアルアクティビティ、2回の日帰り旅行を含めてオリジナルのまま開催されますのでご安心ください。
レッスンは1クラス最大16名の少人数制。午前中に90分レッスンが2つ(途中30分の休憩が入ります)、午後に60分レッスンが2つというスタイルが基本です。レッスンは月曜から木曜日までの平日4日間。金曜日には日帰り旅行があります。週末の土・日はフリーですので、泊りがけで足をのばしてロンドン、エジンバラ、ストーンヘンジ・・・或いはパリ等の世界的な観光地を巡ってみて下さい。
授業内容としては大きく分けて3つあります。
1.プレゼンテーション・スキルの為のレッスン
2~3名からなるグループ内で選んだ興味のある医療関係のトピック(例:B型肝炎、糖尿病)をベースにプレゼンテーションを組み立てます。(詳しくは『プレゼンの様子』をご覧下さい)本番の各自のプレゼン後にはクラスメイトや先生、プレゼンを見に来たお客さんから質問がドンドン飛び出しますが、それにどう対応して答えるかというのもプレゼン授業の内容に含まれています。自分が質問したり、又、逆に質問をされたりを繰り返すことは、将来参加するかもしれない海外でのカンファレンスや英語での会議のトレーニングには最適です。最終のプレゼンテーションを終えると、担当講師からフィードバックをもらえます。
2.メディカル・ロールプレイ
毎回参加者の方に特に人気の高い『医療面接(メディカル・ロールプレイ)』のレッスンを行います。この医療面接は、OSCE**で使用されているスタイルをベースとしていますので、OSCEの授業を既に受けている方はその知識をベースに復習として。まだ受けていらっしゃらない方は今後受講される際の準備として、それぞれのレベルに合わせて医療面接のレッスンを受けて戴くことが出来ます。
医療英語プログラム専門講師がレッスンを行った後、模擬患者さん(レスター大学医学部で実際に模擬患者を担当しているプロの俳優さんです)と医療面接を実際に行っていただきます。その医療面接の様子は担当講師によって採点され、フィードバックとしてプログラム終了後お渡し致します。
※OSCEは1975年に英国で提唱されて以来、臨床能力を客観的に評価する優れた方法としてヨーロッパと北米を中心に普及。現在は日本を始め世界数十か国で導入されています。
3.講義
レスター大学医学部の教授、レスター大学付属病院の医師・看護師、そして現役レスター大学医学生の講義に参加して戴くことが出来ます。内容は以下の中から参加者の専門分野に応じて選ばれるそうです。
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Genetics
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Perspectives from a general practitioner (GP)
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Perspectives from an emergency doctor
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Perspectives from a hospice
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Palliative care
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Introduction to the National Health Service (history, structure, challenges, future)
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Midwifery
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Physiotherapy
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Molecular and cell biology (developments in diabetes research)
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International medical education approaches
3週間のプログラムを無事終了されますとレスター大学より公式の修了証が授与されます。但し、修了証の発行に関しては、全ての授業の85%以上に参加する必要がありますのでご注意ください。
プログラム参加条件
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プログラム開始時に18歳以上の方
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医学部、医療従事関係の学部・学科に所属の方。または現医療従事者の方。
※医療面接のレッスンに関しては、まだOSCEを受けいらっしゃらない方でも充分レッスンについていけるように構成されています。また、グループに分かれてお互いに医療面接の練習をする際に、可能な限りOSCE経験者の方と組むようにグループ分けが行われますので、グループ内でも色々アドバイスを聞くことも可能です。
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レスター大学からプログラム申し込み時に必要とされている英語力は英検2級以上です。申込時には英語能力テスト(IELTS, TOEIC, 英検など)の証明書の提示が求められ、ご提示いただけない場合には担当講師からのオンライン面接を受けていただくこととなります。この面接で合格された方のみが参加できるのですが、最近の傾向として合格率が非常に低いように感じていますので、事前に英検などを受験して戴くことを強く推奨致します。
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訪問する先が医療関係ということもあり、現段階では『新型コロナ感染のワクチン接種が望ましい』ということを条件にしておりますが、特に冬季のプログラムでは世界的な感染拡大状況により、条件が突然変更になったり、日本帰国時の水際対策が変更になることも考えられますので、積極的なワクチン接種にどうかご協力ください。
レッスンのレベルはどれくらい?
こちらの動画からオンラインで行われた際の授業の様子をご覧いただけます。先生の話すスピード、授業内容の難易度などをチェックしたい場合にご覧になると参考になるかと思います。皆さんが英語に慣れるまでは、大変ゆっくり話してくださるので(プログラム後半はスピードが上がっていきますが)とても分かりやすく、授業に付いて行くことが難しくないとお分かりいただけるかと思います。
動画はこちらからご覧いただけます。
医療面接の授業は難しい?
「私は未だOSCEの授業を受けていないのですが、医療面接の授業についていけるでしょうか?」と心配される声をよく聞きます。答えは「全く問題ない!」です。過去には1年生の方、看護学科の皆さんも多数参加されていらっしゃいますが、「授業がハードで分からなかった」というフィードバックは皆無です。それは先生が医療面接の内容を丁寧に一から説明をしてくれるというのもありますが、実は医療面接は皆さんが医療の現場で実際に目にするシチュエーションばかり! ですので、「あ、この時はこういう英語を使うんだ」と、ナチュラルな英語での言い回しを発見する感じで興味深いと感じられると思います。
実際の医療面接テスト風景はこちらからご覧いただけます。ここでは約2分間となっていますが、実際には医療面接のテストは約5分間行われます。
模擬患者さんとのテストの際は、講師はカメラ側でフィードバック用紙に採点をしながら聞いています。参加者の方が言い淀んだり、「この学生さんは質問の意味がはっきり理解できていないのでは・・・」と模擬患者さんが感じた場合には、患者さんが身振りを入れて会話を助けているのがお分かりいただけるかと思います。「テストではなくて、今後どのようにして英語力を伸ばしていくか」の為のフィードバックですので、緊張しないで患者さんとの会話を楽しんで下さい!
プレゼン会場での実際の様子
プログラムの最後に行われるプレゼン(Exhibition)の実際の様子はこちらからご覧になれます。
会場には多くの来賓やクラスメイト、講師が詰めかけ、プレゼンテーターに質問を浴びせかけます。プログラムの初めにはなかなか出てこなかった英語が、3週間後には自然に口をついて出てくることでしょう。3週間のプログラムで驚くほど向上した英語力を実感してみて下さい。
プログラム プロモーション動画
レスター大学が制作したプロモーションビデオです。実際に使用する医学部の教室やソーシャルイベント、講師陣を見ることが出来ます。