❝現地の状況や留学について精通しているスタッフがアテンドしてくださるのであれば、これは行くしかない!最初に詳細を問い合わせて回答をいただいた時点で決定しました。❞
東京都在住 ピアノ講師 高橋瑞恵さん
❝短期留学のプランは調べれば色々出てきますが、時期、金額、宿泊施設、先生など調べてみると希望と合わないものが多く納得いかない事ばかり。でも、ここで諦めるのは早いと思い、出てきたのがファーストトライさんの短期留学プランでした❞
質問)当社をご利用になられた理由を教えてください。
私は東京でピアノ教室を開いています。ピアノ教師歴は約30年です。教室には子供から大人までたくさんの生徒がいます。自分自身、そして生徒たちに、もっと深い部分まで音楽を伝えられるようになりたい、そう思っていました。そして、昨夏ウィーンを旅し、ベートーヴェンハウスを訪れたのも、作曲家がその地に暮らし作られた音楽を現地で弾きたいという思いからでした。
音楽をずっと学んできたのだから、一度は海外留学してみたいという希望を持っていましたので、昨年秋ごろから短期留学について検討を始めました。その時点でベートーヴェンのピアノソナタを弾きたいと思っていたのでウィーンを検討しており、自分の先生に相談しましたが、色々タイミングが合わず、ウィーンは早々断念、イタリアを考えました。でも、どんな先生のレッスンを受けられるのか、何度留学プラン提供先に質問しても具体的な回答(音楽大学のピアノ科の先生である、など)がまったく得られず、さらにイタリア語のレッスンとセットになったプランばかりで、現地の先生が英語を話せるのか、通訳は依頼できるのかなどについて曖昧な回答ばかりでした。短期留学のプランは調べれば色々出てきますが、時期、金額、宿泊施設、先生など調べてみると希望と合わないものが多く、特に宿泊先についてはホテルが決まっており、シングル料金も高く、自分でホテルを選んでもよいが、指定したホテルプランの料金を差し引くことができないなど、納得いかない事ばかり。レッスンの先生についても調べるとピアノ科の先生ではなく、音楽教育課の先生だったりと、利益優先とも思えるプランばかりでした。
でも、ここで諦めるのは早いと思い、ヨーロッパは音楽が盛んな国がたくさんありますので、もう少し範囲を広げて検索したところ出てきたのがファーストトライさんの短期留学プランでした。ただ、日本からヨーロッパへの留学の王道ってやはりフランス、オーストリア、ドイツだと思いこんでおり、ロンドンは検討に入れていませんでした。でも、よく考えてみると王立音楽院もあるし、素晴らしいホールやロンドンフィルのような素晴らしいオーケストラもある・・・。とりあえずダメもとでファーストトライさんに問い合わせをしてみました。
質問)ご相談の際、特にこだわられた点はありますか?
まず、留学時期、宿泊先、先生についてなど質問しましたが、すべて希望通りにできました。先生については、これまでの実績や実際の演奏データもお送りいただきました。費用については詳細まできちんと出していただいたので、はじめから何泊して何時間レッスンを受けるかということを簡単に計画することができました。そして、なんと言っても、塚本さんは留学アテンドのベテランですので、こちらが気付いていないようなことまで気が付いて教えてくださる、とても安心して相談できる方でした。すべて希望通り、そして現地の状況や留学について精通している塚本さんがアテンドしてくださるのであれば、これは行くしかない!最初に詳細を問い合わせて回答をいただいた時点で決定しました。
質問)その他、イギリスにいらっしゃる前のご準備についてお聞かせください。
今回8泊10日でロンドンに行き、3回レッスンを受講しました。はじめのレッスンは塚本さんが一緒に同行してくださり、通訳もしてくださるとのことでしたので、言葉についてはあまり心配していなかったのですが、さて、2回目以降どうする!?ということで、2回目以降はひとりで受けることになっていたため、すぐに英語の勉強を始めました。私の英語力は・・・何度も海外旅行はしており、入国審査やレストランでの注文などは特に問題がない程度。でも、これではレッスンは受けられない!ということで、オンライン英会話に申込み、1月から毎日英会話の練習をしました。先生のアドヴァイスは7割程度は通訳なしでわかったと思いますが、結局、聞き取れても話すのは難しかったので、3回のレッスンすべて通訳をお願いしました。英語については、日常会話に支障がないくらい出来る方以外は通訳をお願いするべきだと思いました。
今回宿泊地には治安のよいサウスケンジントンのアパートメントホテルを選びました。ホテルと同じくらいの金額でキッチン付きの広い部屋を借りることができました。勉強を兼ねていたので、リラックスできる空間は大切でした。
練習室は地下鉄で20分くらいのところにあるところを予め塚本さんに希望の日程を伝えて予約をしていただきました。ピアノのコンディションは悪くはなかったです。ミュージカルの歌の練習がたくさん聴こえてきて、さすがロンドン!と思いました。
高橋さんがご宿泊されたサウス・ケンジントンには故ダイアナ妃が過ごされたケンジントン宮殿をはじめ、音楽の殿堂であり、夏の風物詩『プロムズ』が開催されるロイヤル・アルバート・ホールがあり、観光客も多く訪れる人気スポットです。
質問)実際のレッスンは如何でしたでしょうか?
そして緊張の初回レッスン、いよいよマイヤーズ先生とご対面!出発前に優しいメールをくださったので、どんな感じの先生なのかイメージはつかめていましたが、想像以上に優しく、素敵な先生でした。
レッスンを録画しようとビデオカメラを持っていきましたが、なぜかうまく動作せず・・・チェックが甘かったです。きちんと長時間録画できるか確認をしっかりしていなかったです。バックアップとして音声レコーダーを持っていたので今回はそれで記録しました。
先生のピアノはスタインウェイのSかO型ではないかと思います。鍵盤は少し重め。でも響きがよく、私は弾きやすかったです。ソナタを全楽章聴いていただきました。先生からのアドヴァイスは、まず「音楽的には悪くない」という事。ただし、私の演奏フォームを見て「力が入っており、せっかく弾けているのに、力みが音に出ている」という事。
実は私の長年のモヤモヤはそこにありました。その場しのぎでなく、もっとリラックスして弾ける奏法はないか、それについて考えてはいたものの、具体的に何かに取り組んだりはしていませんでしたが、マイヤーズ先生は脱力のエキスパートだったのです。これはチャンス!教えていただきたいとお願いし、2回目のレッスンでは脱力のためのエクササイズ中心にレッスンをしていただくことになりました。そしてエクササイズの資料を頂き、2回目のレッスンまでに出来ることを練習して行きました。通常3か月以上は習得に時間がかかるとのことでしたので、全てはわからなくても、日本に戻っても出来ることとして教えていただきました。
そして最後のレッスンでは、もう一度ベートーヴェンのソナタを脱力を意識してゆっくり弾いて、演奏のアドヴァイスを頂きました。指使い、ソナタ全体を通して表現したいこと、細かい部分のアクセントや奏法に至るまで、短い期間でそれまで気付かなかったことや新しい提案をいただきました。
ピアノ講師同士のプロの会話が飛び交いました。レッスン後はマイヤーズ先生にお茶をご馳走になりながら、日英のレッスンや教本、生徒さんの違いなどについても話が弾みました。
質問)今回の短期留学のご感想をお聞かせください。
今日本で習っている先生には、これからもずっと教えていただきたいと思っています。でも、別の角度からアドヴァイスしてくださる先生がいることで、考え方や感じ方は広がっていきます。ロンドンに年に何度も行くことは出来なくても、マイヤーズ先生とコンタクトをとることはできます。マイヤーズ先生に出会って、脱力奏法を教えていただいたことで、これからもまだ自分にできることはたくさんあるような気がしてきました。もう50歳になりましたが、ロンドンから戻ってから、これからの自分の演奏に希望を持てるようになりました。
今はロンドンで習ってきた脱力のエクササイズを中心に簡単な練習曲を使って自分のフォーム改善に取り組んでいます。夏にはベートーヴェンのソナタを演奏する機会がありますので、春先までは脱力エクササイズを中心に進め、演奏会に向けてソナタを完成させたいと考えています。これからは、脱力エクササイズを極めて、苦手で敬遠していたタイプの曲や作曲家にもトライしていこうと思っています。
そして、またマイヤーズ先生の元に必ず戻って、あの素晴らしいレッスンを受講します。そのために今はピアノの他に英語の勉強を強化しています。先生ともっとコミュニケーションをとれるようになるために。50歳をもう50歳と思うか、まだ50歳と思うかは自分次第、これからの自分を楽しみにがんばります。
最後に、今回の素晴らしい経験ができたのはファーストトライの塚本さんのおかげ、これに尽きます!塚本さんは心から信頼できる方です。留学を迷っている方がいらっしゃれば、ぜひファーストトライさんに相談してみてください!素晴らしいサポートをしてくださると思います!塚本さん、「良くなかったことも遠慮なく言ってください」と言われて考えましたが、やっぱりなかったです(笑)
思い切ってロンドンに行って本当に良かった、この留学は私にとって宝物になりました。本当にありがとうございました。また絶対にロンドンに戻りますね!
【編集者より】
高橋様、お優しいお言葉の数々本当に有難うございました!今回の短期留学をお楽しみいただけたということで私達も嬉しさで一杯です。マイヤーズ先生も、また高橋様にお会いできるのをとても楽しみにしていらっしゃいますので、是非またロンドンにお越しください!ベートーヴェンのソナタの演奏を拝聴するのを心から楽しみにしております。演奏会のご成功を心からお祈りしております。
高橋瑞恵先生のピアノ教室【ミュズィックミラベル】は、小さいお子様の初めてのピアノレッスンから大人のピアノレッスンまで、初心者・経験者どちらでも楽しみながら上達を目指すピアノ教室と大評判のお教室です。
高橋先生は大変気さくで明るく、何よりも生徒さん一人一人の為にレッスン方法を『カスタム』されるという、非常に熱意に溢れた先生です。勉強や部活で忙しい生徒さんでも「ピアノが好き!」であれば必ず大好きな曲を弾けるようにサポートしてくれる・・・そんな先生です。
体験レッスンやおためしコースもあるとのことですので、ご興味のある方は是非こちらからお問合せ下さい。
ピアノ短期留学費用内訳 (下記の金額には全てイギリスの消費税20%が含まれています)
アレンジメント一式:約25000円
※アレンジメントの詳細な内訳等はこちらからご覧になれます
4時間半のレッスン時の通訳料金(初回2時間は無料):約8000円
ピアノレッスン料(4時間半):約75000円
ピアノ練習室(8時間):15000円
合計:約12万4千円
こちらの費用はお申し込み頂く内容によって変わります。一つの例としてご参照ください。
ファースト・トライはここが違う!
弊社では最初にお客様からご相談を頂いたスタッフが現地でもサポートさせていただきますので、「もう一人のスタッフにはお話していたのですが・・・」というコミュニケーションに関する問題はありません。
また、細やかな個人情報も何人ものスタッフで共有することはありませんので安心です。